Bチームの存在意義

ご無沙汰です。

 

最近日々悶々と将来を考えながら勉強と生活を続けています。

 

1週間前に「アオアシ」という漫画の新刊を購入しました。この漫画は簡単に言えばサッカー漫画ですが、サッカー漫画としては珍しくJユースにフォーカスしている漫画です。「育成とは」についてとても考えさせられる漫画です。

 

そんなアオアシの新刊において大変興味深いシーンがありました。皆さんは「強いチームの条件は?」という質問に対してどのように答えるでしょうか。この質問に対する答えは様々な視点から出てきます。技術、フィジカル、戦術etc...

 

この漫画のキーマンの一人である福田達也監督はこんな投げかけを選手にします。「サブが強いことだ」と。(そのままじゃないかもしれません)

Aチームが年間で一番試合するのはBチームである以上、Bチームが強くないと全体として強くなるわけがない、と。

 

その通り過ぎますね。今の高校サッカーを見てみましょう。選手権前々大会覇者の青森山田はセカンドチームがプリンスリーグ東北において毎年優勝争いを演じています。前回大会覇者の前橋育英は今年、セカンドチームで関東大会を制しました。

 

一目瞭然ですね。

現実、今は各都道府県で行われているリーグ戦において多くのチームがセカンドチームを出場させて総力アップを目論んでいます。これは選手にとっても非常に良いことです。一昔前は100人を超えるサッカー部では3年間で1度も試合に公式戦に出場しないまま引退し、サッカーを辞める人もいたことでしょう。なんてもったいないことか。

 

この事態が少しずつ改善されている、どころか、チーム力アップにも繋がる。

私はこの取り組みがもっと多くのチームに浸透されるといいなと思います。

 

自分にできることはまず指導者の側へとなることです