成長の最中に「たまたま」いる

今日はあるサッカーの指導者の方とお会いしてきました。

直接現場で一緒に仕事をしたことがある方ではありませんが、立場が違う状況から様々な意見をいただいていました。

最近疎遠にもなり、1年もそろそろ終わるということで短い時間でしたがお話をする時間をいただきました。

 

短い時間で多くの話をしましたが、タイトルの言葉が一番心に残りました。

「選手の成長は決まっている。その中の一部分にたまたま介入しているだけ。俺が育てた選手なんて言っちゃいけない。」

 

これ向上心に繋がりますね。ある意味慢心です。

サッカーの指導者は決して一人の選手を1から育てたわけではないんです。

JFAの一貫指導というコンセプトのもと多くの指導者や仲間とサッカーをすることによって成長するものですね。これは誰にでもわかります。

 

確かに「私の恩師は○○先生です。」という表現は確かにあるかもしれませんが、それは印象に残っただけであって、その人のすべてではないんですね。

 

当たり前のことですが、言われてみてハッとしました。

 

上の心を持っていれば、常に成長を求めることができる気がしました。

イケてる周り

最近僕の周囲にイケてる人間が多いです。

多すぎて自分のみじめさが際立つ。いや、みじめさというより小ささかな。

でも不思議と昔と違って、ただ落ち込むだけじゃない。

「だからどうするか」

これすごい考えます。まるで青井葦人です。彼には考えさせられてばかりです。

 

例えば、新しく入る社会人チームの先輩はまた副業で新たな事業を立ち上げたそうです。これは自分がいつか形にしたいと考えていたけど一切着手できなかったことです。かっこよすぎ。

 

前も触れましたが前の会社の同期は必死に与えられた仕事をこなし、ついに自分の希望の部署へと移っていきました。本人の中では成功体験であり、キャリアアップでしょう。まじかっこいい。

 

最近サッカーC級指導者ライセンスを受講していますが、そこで久々に中学のチームの2個上の先輩に出会いました。その先輩は同じ畑で働いていたけど、独立し結婚。充実した毎日を送っています。いやまじかっこいい。

 

その先輩に「新卒4年でなぜそんなことが」と聞きました。

返ってきた答えは「いやー、汗かいたね」

 

衝撃。確かに俺全然汗かいてない。強いて言えば「いやー、いい運動、刺激」ぐらい。

そりゃ何も成し遂げられないよ。

先輩もたぶん正解なんてわからないまま、目の前のことを全力でやってたと思う。それで見つけたどり着いた今なんだろうな、って思う。

 

俺が今頑張ることは勉強とC級。よっしゃがんばろ!と思った瞬間風邪ひいた。

 

世話ないよね。いや、がんばろ。

柿谷と杉本のハイタッチ動画を見て

まだ本人たちのコメントが出ていない今だからこの記事を書きます。

 

はっきり言って久々に胸くそが悪い。こんなに悪いのも今まであっただろうか。

 

問題のシーンは本日行われたセレッソ大阪VS名古屋グランパスの試合前の円陣の時です。

 

セレッソ大阪は円陣を解いた後、選手同士でハイタッチを行います。

ここでなんと柿谷洋一郎選手のハイタッチを杉本健勇選手が完全に無視。

何度も柿谷選手が手を見せるが結局最後まで無視。

ありえますか?日本代表ですよ。この中継は子供たちも見ているんですよ。

僕は柿谷選手が大好きなので、確かにひいき目で見てしまうところもありますが、あきらかにこれはおかしい。仮にセレッソ内で柿谷選手が何かトラブルを引き起こし杉本選手ともめていたとしても、これだけはおかしい。

 

最近セレッソの調子が悪い、と聞きますが、正直言って

こんなの当たり前でしょ。笑

サッカー選手としてのプライドをかけて試合を行わなければいけないのに、ピッチ上に私情を持ち込むとか、、、残念です。特に杉本選手は現日本代表です。

 

こんなことが起こっているなんて、本当にショックです。

自分を進化させていくには

久しぶりに自分がサッカーしている姿を映像で見ました。

 

この1年、様々なフィードバックを得た結果でしょうか。

見方がかわったと思います。

 

今までは自分がサッカーしている映像のどこを重点的に見ていたかと言えば、それは「良いプレー」だけでした。

一番大事な「ミスをした部分」にまるでフォーカスしていなかったと思います。この結果何が起こるかというと、「自分の進化」が起こらないんですね。

ひどい時は「このミスは俺じゃない」なんて思ったりしていました。もっと最悪な時はそれを人に確認までさせていました。

重要なのは、このレベルで承認してもらうことじゃない。このレベルだからこそ、少しでもレベルを上げることです。

そのためには、

試合を映像で確認し、

自分の課題を列挙し、

その課題を一つずつ潰していく。

そうすることで、自分の進化という現象が起こるのではないかと思います。

 

これは仕事でも同じです。あの地獄の仕事をしているときは、似たようなことをしていましたが、この時は人間性を否定されるような言い方をされていたので、何も面白くないですね。そもそもこの組織のために自分を高めようと思わなかった。

 

僕のサッカーでの競技人生は残り僅かでしょう。恵まれた環境でできるのはもってあと3年でしょう。

 

しかし、人生はまだまだ続きます。

 

この課題の発見から解決までのプロセスはもっと主体的に行い、自分と組織のために活用できればなと思います。

 

肝心な試合の話はできたらで。

改・自分の将来とは③

諸々ありました。本当に諸々。

 

今年は厄年ということもあり、今まではそういうの全然信じていなかったのに、ばっちりくらった感じです。

 

今を、まとめると

・大学院生

・ボランティアコーチ

・塾講師

 

といったところです。

 

院生としては、今後はリウォーミングアップについて研究し、今後は現場でも活かすことができるように、進めることができればなと思います。

 

大事なのは、その後です。

 

僕は仕事を辞めるときに、「サッカーにこだわらず、スポーツ全般に現場で携われる仕事」を求め、今の大学院に入学し、勉学に励むつもりでした。

 

ところが魅せられたのは、「サッカーの魅力」と「教育の魅力」。そして「育成年代の可能性」の3つでした。

 

他のスポーツにはない(と思う)サッカーの魅力。

自分の力で人が伸びる瞬間を見れる教育の魅力。

無限の広がる育成年代の可能性。

 

この半年、図らずもいろんな現場に顔を出せたことで知れた、俺がやりたい道。

でもこの道にあまり前例がない気がする。

 

「育成年代の今に携わり将来を魅せる」

 

これを仕事にすることが今の自分の夢である。

 

だからこそ、まずは自分が「生産性のある日々を」。

改・自分の将来とは②

続けましょう。

 

入った人材会社では、比較的に楽しい時を過ごしていました。

でも、ありきたりなパターンで、仕事というよりは、みんなと過ごす時間とか飲み会でしたね。

 

「研修みんなで乗り越えようぜ!」とか「無意味と思う中に意味がある」といった仲間とは仲良くやっていたし、今も仲はいいけど、当時彼らとは距離を作ってしまっていたなと思ってる。

 

自分は長い目線での努力が本当に苦手で、将来の出世のため、とか、いつか必要になる、っていう考え方での努力ができません。

 

今少しずつ改善しているけど、これが露骨に出てしまった。

手ごたえをじかに感じないと努力をやめてしまう。

努力の先に自分のありたい姿がイメージできないと努力ができない。

 

それでやめてしまったと思う。

ただ、夢はできた。できたというより、押し殺してたものをしっかり言葉にすることができた。

 

だから、半分夢を追い、半分逃げるように、入社して半年で仕事を辞めてしまった。

 

最後まで自分の後ろ髪を引っ張ったのは「同期」の存在でした。

改・自分の将来とは①

ある研修に行きました。

 

自分の大学院の先生が主催者の一人ですね。つまり、その道の先駆者、その道に進みたい人が集う場ですね。スピーカーはいわばその道の長でした。

 

改めて、就活からの自分を振り返ってみましょう。

 

まず自分には二つの選択が用意されていました。いわゆる「就活」と「教員」の道ですね。高校生の保健体育を教えられる免許を僕は持っています。

 

3年の時、教員に進むと思っていた僕の大好きな先輩が、こう言いました。

「社会を知らないのに、どうやって進路相談するんだ、何を教えられるんだ」と。

目から鱗。浅はかな自分もまずは就活かなということで始めました。ちなみにその先輩は人材系。

 

僕のサークルは3年の11月までガチンコでサッカーするので、本格始動は年始から。一応自己分析なんてのもして、業界研究なんかもして、「ここらへんかなー」と思った3月に事件が起きます。大失恋です。

 

今までの準備が無になったかのように、就活に身が入らず、ただ外出してとりあえず面接やらに向かう毎日。軸なんかどっか行きました。車も車軸なければふらふらしますよね。それと同じです。

 

なにはともあれ、当時印刷業界に興味を持っていたはずの自分がどういうわけかある人材企業の説明会に向かいました。すると

「あれ?人材面白くね?これ将来的に教員も活きる?てか先輩人材じゃね?」

というわけで、片っ端から人材企業を調べて今をときめく人材企業から内定をいただきました。ちなみに最大手は落ちました。途中で辞退の連絡したけど、たぶんあと3社は人材企業の内定もらえた気がします。ちなみに印刷大手2社も辞退しました。

 

ところが、これを半年で辞めます。この話は②で。

たぶん3部作かな。